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<持続可能な建設>KR QUANTECがベルギーの建設會社向けにファサードを3Dプリント

環境にやさしくスピーディーに、KUKA KR QUANTECを使用してコンクリートで柱、彫刻、ファザードパネルを3Dプリント。コンクリートはもはや流し込むのではなく、プリントする時代に。BESIXグループ(ベルギー)は従來の建設工法に革命を起こしました。

2021年7月14日


ファサード向け3Dプリント
數時間でカスタムソリューションが完成

ベルギーBESIXグループのドバイにあるスタジオ正面には、1枚約10分間でKUKAロボットを用いてプリントされた290枚のコンクリートパネルが取り付けられています。それは建業界における最初の畫期的なプロジェクトであり、現在世界最大の3Dプリントコンクリートファサードとなっています。
スピーディーで環境に優しく安全。コンクリートの3Dプリントが従來の建設工法に革命を起こそうとしています。3Dプリント工程により無駄を省き、カスタマイズされたソリューションやシリーズ全體をわずか數時間で提供。全世界の建設會社が今、3Dプリントに最適な工法を探しだそうと取り組んでいます。そのひとつがブリュッセルに本社を置くBESIXグループ。1909年に創業し、2018年12月ドバイに3Dスタジオを開設。3Dプリントには、KR QUANTECシリーズのロボットを採用しています。
BESIXドバイ支社。KUKAロボットを使用し世界最大の3Dプリントコンクリート製ファサードを作成。
KR QUANTECの多関節アームには3Dコンクリートプリント用のノズルが裝備されています。

3Dプリントの新工法を擔う頼れるパートナー

「プロジェクト著手時に特に重視したのは、3Dプリントの新次元開拓に意欲を燃やす頼れるパートナーを見つけることでした。KUKAとパートナー関係になった今、プロジェクトはもう成功したも同然です」と設計シニアプロジェクトマネージャーとしてBESIX 3Dチームを統括するブノワ?ミュールウェーター氏は語っています。KUKAと共同で、BESIX社はコンクリートを材料とする3Dプリント向けロボットアプリケーションを開発。求められるどのような形狀も3Dソフトウェアで事前にモデリングします。 

3DソフトウエアのデータをKR QUANTECでそのまま活用

「複雑な形狀でも3Dプリントに制限はありません。どのような形狀もカスタマイズして生産することが出來ます」とミュールウェーター氏。モデルが完成すると、そのデータは3Dプリント用ノズルを持つ多関節ロボットKR QUANTECにソフトウエアから送信されます。仕様に従って、ロボットが彫刻、ファサードパネル、その他建築部材をプリント。スピーディーで効率的に、高さ2メートルの柱が1時間足らずで出來上がります。 
3Dコンクリートプリントなら、どのような形狀も希望に応じて製造できます。 

ロボット導入で廃棄物ゼロ、CO2削減

色に関しても柔軟性があります。コンクリート材料にはプリント前に色落ちしない顔料を混合し、希望の色を実現。ロボットはスピーディーであるだけでなく、靜かで、環境にも優しいのです。液狀コンクリート材料は1対1の割合で完成品に変換されるため、この工法では廃棄物が出ません。さらにKR QUANTECを使用することで、ロボットが直接所望のプレハブコンクリート部材を現場でプリントでき搬送する必要がないので、CO2排出を削減できます。
レイヤーごとに、生コンクリートから自在に部材を形成

環境に優しい材料

ブノワ?ミュールウェーター氏は語ります「コンクリートによる3Dプリントで、効率的で環境に優しいソリューションの提供という企業目標に絶えず取り組みます。」そのために、KUKAも支援を惜しみません。3Dプロジェクトを擔當するKUKAチームのアロイス?ブッフシュタープ氏は「BESIXグループがKUKAをパートナーに選んでくれたことを光栄に思います。エネルギー効率の良いロボットソリューションとノウハウにより、持続可能な未來のための責任を果たしています」と述べています。


現在BESIX社3Dチームは他のパートナーとともに、環境に優しい3Dプリント用コンクリート混合物を開発中。実現すれば、防波堤の建設などに使用可能です。KUKAを使い現場で直接プリントすることで、輸送費を削減することも検討。「KUKAとの提攜にとても満足しており、今後もより多くのプロジェクトを一緒に実現できると確信しています」とブノワ?ミュールウェーター氏は語ります。BESIX社は、ドバイの生産拠點の拡張や、ベルギーやオランダでの同様のスタジオ開設も検討しています。
複雑な部品も數時間でプリント。

KUKAロボットを活用することで、持続可能な建設プロジェクトを世界に先駆けて促進することができます。

KUKA社事業開発促進副部長 アロイス?ブッフシュタープ